ホテルに宿泊する楽しみは、客室やレストランだけではありません。朝食をゆっくり楽しんだり、夕方にお酒や軽食を味わったり、窓からの景色を眺めながら過ごせる「ホテルラウンジ」も、滞在の満足度を左右する要素のひとつです。
特に、マリオット系列のホテルでは、Marriott Bonvoyの上級会員資格を活用してラウンジを利用できる場合があります。宿泊するたびにラウンジを楽しみたい人にとっては、ホテル選びだけでなく、どのホテルグループの会員資格を目指すかも重要です。
ただし、ホテルラウンジはどこも同じではありません。料理やアルコールの提供内容、営業時間、眺望、利用条件などはホテルによって大きく異なります。また、上級会員であっても、すべてのホテルでラウンジに入れるわけではありません。
この記事では、マリオットを中心に、ヒルトン、ハイアット、IHGなどのホテルラウンジを比較し、それぞれの特徴や選び方を紹介します。
ホテルラウンジとは?クラブラウンジとエグゼクティブラウンジの違い
ホテルラウンジには、宿泊者が自由に利用できるロビーラウンジのほか、特定の客室や会員資格を持つ人が利用できる専用ラウンジがあります。
ホテル選びで注目したいのは、主に「クラブラウンジ」「エグゼクティブラウンジ」と呼ばれるタイプです。
これらのラウンジでは、ホテルによって次のようなサービスが提供されます。
- 朝食や軽食
- コーヒー、紅茶、ソフトドリンク
- 夕方のカクテルタイム
- ビール、ワインなどのアルコール
- オードブルや温かい料理
- 休憩や仕事に利用できる座席
- 高層階や海・街並みなどの眺望
クラブラウンジとエグゼクティブラウンジは、名称だけで明確にサービスが区別されているわけではありません。ホテルによって呼び方が異なり、同じ名称でも提供内容に差があります。
そのため、ラウンジを比較するときは名称よりも、実際に何が提供され、どのような条件で利用できるかを確認することが重要です。
マリオットのラウンジはプラチナ会員以上が注目
マリオット系列のホテルでラウンジを利用したい場合、まず確認したいのがMarriott Bonvoyの会員資格です。
Marriott Bonvoyでは、プラチナエリート、チタンエリート、アンバサダーエリートの会員が、対象となるホテルでラウンジアクセスの特典を利用できます。
対象施設では、会員本人と同室の追加ゲスト1名が利用できることが基本です。ただし、ブランドや施設の種類による例外があるため、プラチナ会員になればすべてのホテルでラウンジに入れるというわけではありません。
マリオットのラウンジ利用で確認したいこと
マリオットでは、ホテルのブランドや施設によってラウンジアクセスの条件が異なります。
例えば、JWマリオット、マリオット・ホテル、ルネッサンスなどの対象ブランドでは、条件を満たせば会員特典によるラウンジアクセスを利用できる場合があります。
一方、ザ・リッツ・カールトンやエディションなどでは、一般的なプラチナエリートのラウンジアクセス特典が適用されない施設があります。また、リゾート施設などにも例外が設けられています。
さらに、ラウンジがないホテルでは、そもそも利用できる施設がありません。
ラウンジを目的にホテルを選ぶなら、会員ランクだけで判断せず、ホテルごとの利用条件を確認しておきましょう。
マリオットのラウンジは何が魅力?
マリオット系列のラウンジの魅力は、ホテルによって異なる個性を楽しめることです。
都市型ホテルでは、高層階からの夜景を眺めながら飲み物を楽しめるラウンジがあります。リゾートホテルでは、景色や開放感を重視した空間で、ゆったりとした時間を過ごせることもあります。
また、朝食や夕方のカクテルタイムを利用できれば、ホテル内で過ごす時間の選択肢が増えます。
ただし、ラウンジの料理が夕食として十分な量とは限りません。アルコールや軽食を楽しむ場所として考えるのか、食事も含めて滞在を完結させたいのかによって、評価は変わってきます。
ヒルトンのラウンジはダイヤモンド会員が注目
ヒルトン系列では、Hilton Honorsのダイヤモンド会員が、対象ホテルのエグゼクティブラウンジを利用できる特典に注目したいところです。
ただし、こちらもホテルにラウンジが設置されていることが前提で、すべてのヒルトン系列ホテルで同じサービスを受けられるわけではありません。
ヒルトンのラウンジの特徴
ヒルトンのエグゼクティブラウンジでは、施設によって朝食、ドリンク、軽食、夕方のイブニングサービスなどが提供されます。
ラウンジアクセス付きのエグゼクティブルームやスイートを予約する方法もあり、会員資格に頼らず利用できる場合があります。
ヒルトンを選ぶ際は、会員資格だけでなく、ラウンジアクセス付き客室の料金と通常客室の料金差を比較するのも有効です。
例えば、通常客室との差額が小さく、朝食や夕方の飲食を十分に利用する予定なら、ラウンジアクセス付きの客室を選ぶメリットが大きくなる可能性があります。
一方、ホテルで過ごす時間が短い場合は、ラウンジを利用する機会が少なくなり、追加料金に見合わないこともあります。
ハイアットのラウンジはグローバリストが注目
ハイアット系列では、World of Hyattの最上位ステータスであるグローバリストに、クラブラウンジアクセスの特典があります。
ラウンジが設置されている対象ホテルでは、クラブラウンジを利用できることが特徴です。
また、ラウンジがないホテルでは、グローバリスト向けの朝食特典が適用される場合があります。つまり、ラウンジそのものを楽しみたい人だけでなく、ホテルでの朝食を重視する人にとっても注目できるプログラムです。
ただし、グローバリストの獲得には通常、年間60泊などの条件があり、宿泊頻度が少ない人にとってはハードルが高めです。
ハイアットは、ホテルでのサービスや滞在体験を重視する人に向いていますが、宿泊先の選択肢や目的地との相性も含めて検討する必要があります。
IHGのラウンジは客室予約やマイルストーン特典も確認
IHG系列には、インターコンチネンタルやクラウンプラザ、ホテルインディゴ、キンプトンなど、さまざまなブランドがあります。
ラウンジを利用する場合は、クラブフロアやラウンジアクセス付きの客室を予約する方法が基本的な選択肢になります。
IHG One Rewardsでは、通常のエリート会員資格だけで一律にラウンジアクセスが付く仕組みではありません。一方、宿泊実績に応じて選べるマイルストーン特典など、制度を通じてラウンジ利用に関する特典を得られる場合があります。
特に、インターコンチネンタルなどのラウンジを目的に宿泊する場合は、客室料金や会員特典の条件を確認しておきましょう。
IHGは、ラウンジアクセス付き客室を選びたい人や、特定のホテルでの滞在を重視する人にとって比較対象になります。
マリオット・ヒルトン・ハイアット・IHGを比較
ホテルラウンジを目的に会員プログラムを選ぶなら、次のような違いを押さえておくと便利です。
| 比較項目 | マリオット | ヒルトン | ハイアット | IHG |
|---|---|---|---|---|
| ラウンジに注目したい会員資格 | プラチナ以上 | ダイヤモンド | グローバリスト | 一律の自動アクセスではない |
| ラウンジアクセス付き客室 | あり | あり | あり | あり |
| 朝食・軽食 | ホテルによる | ホテルによる | ホテルによる | ホテルによる |
| 夕方のアルコール提供 | ホテルによる | ホテルによる | ホテルによる | ホテルによる |
| ラウンジの有無 | ブランド・施設による | ブランド・施設による | ブランド・施設による | ブランド・施設による |
| 選ぶ際のポイント | 対象ブランドと例外規定 | ダイヤモンド特典と対象施設 | グローバリスト特典と対象施設 | 客室予約やマイルストーン特典 |
※会員特典の適用条件は、ブランドやホテル、予約内容によって異なります。表は制度の大まかな比較であり、すべての施設での利用を保証するものではありません。
この比較で重要なのは、会員ランクの名前だけでは優劣を判断できないことです。
マリオットは対象ホテルの幅広さやポイントを使った宿泊との組み合わせが魅力です。ヒルトンはダイヤモンド会員のラウンジアクセスが注目点で、ハイアットはグローバリストのラウンジ・朝食特典が特徴です。IHGはホテルごとの予約条件やマイルストーン特典も含めて確認する必要があります。
最終的には、普段利用する地域にどのホテルがあるか、どの程度の頻度で宿泊するかが、選択を左右します。
ラウンジで重視したいのは料理?お酒?それとも景色?
ホテルラウンジの満足度は、単に無料で利用できるかどうかだけでは決まりません。
同じラウンジでも、料理の充実度、アルコールの種類、眺望、座席の雰囲気などによって印象が変わります。
朝食を重視する場合
朝食をラウンジで楽しみたいなら、料理の種類や営業時間、レストラン朝食との違いを確認しましょう。
ラウンジでは落ち着いて食事を楽しめる一方、レストランのビュッフェと比べると料理の種類が少ない場合もあります。
カクテルタイムを重視する場合
夕方のお酒や軽食が目的なら、アルコールの種類、オードブルの内容、温かい料理の有無が重要です。
カクテルタイムの提供時間はホテルによって異なり、混雑することもあります。夕食代わりに利用したい場合は、食事としてどの程度の内容なのかを事前に確認しておきましょう。
眺望や雰囲気を重視する場合
高層階からの夜景、海や庭園の景色、落ち着いたインテリアなど、眺望や雰囲気を重視するのもホテルラウンジの楽しみ方です。
ただし、高層階にあるラウンジでも、窓の向きや周囲の建物によって景色は変わります。ホテルの写真や施設案内を確認し、自分が求める雰囲気に合っているかを考えるとよいでしょう。
ラウンジアクセス付き客室と会員特典、どちらがお得?
ラウンジを利用する方法は、会員特典だけではありません。ラウンジアクセス付きの客室を予約する方法もあります。
どちらがお得かは、宿泊料金の差や利用するサービスによって変わります。
例えば、ラウンジアクセス付き客室と通常客室の差額が小さく、朝食や夕方の飲食を十分に利用するなら、アクセス付き客室を予約するメリットがあります。
一方、マリオットなどの対象ホテルに何度も宿泊する人は、上級会員資格を活用することで、宿泊ごとにラウンジを利用できる可能性があります。
ただし、上級会員資格を得るために必要な宿泊数やカード利用額も考慮する必要があります。ラウンジを使うためだけに高額な年会費や宿泊費を負担するのではなく、ほかの特典も含めて価値を判断することが大切です。
ホテルラウンジを目的にするなら、宿泊先から逆算する
ホテルラウンジを楽しむために会員プログラムを選ぶ方法もありますが、先に泊まりたいホテルを決め、そこから利用条件を確認する方法もあります。
例えば、東京の夜景を眺めながらお酒を楽しみたいのか、リゾートでゆっくり過ごしたいのか、朝食を含めてホテル滞在を完結させたいのかによって、選ぶべきホテルは変わります。
ラウンジの利用条件だけでなく、宿泊料金、ポイント数、客室の眺望、朝食会場、チェックアウト時間なども合わせて比較すると、ホテルステイ全体の満足度を高めやすくなります。
まとめ:ホテルラウンジは会員資格とホテルごとの個性で選ぶ
ホテルラウンジは、朝食や軽食、アルコール、景色などを楽しめる、ホテルステイの魅力のひとつです。
マリオットではプラチナエリート以上、ヒルトンではダイヤモンド、ハイアットではグローバリストなど、各社の会員特典がラウンジ利用の選択肢になります。一方、IHGでは会員資格だけで一律にラウンジを利用できるわけではなく、客室予約や特典の条件を確認する必要があります。
ただし、どのホテルグループでも、ラウンジの有無やサービス内容、利用条件は施設ごとに異なります。会員ランクだけで決めるのではなく、料理、お酒、眺望、雰囲気、宿泊料金まで含めて比較することが重要です。
ホテルラウンジを目的に宿泊するなら、自分が何を楽しみたいのかを明確にしたうえで、ホテルと会員プログラムを選んでみてはいかがでしょうか。
ホテルに宿泊する楽しみは、客室やレストランだけではありません。朝食をゆっくり楽しんだり、夕方にお酒や軽食を味わったり、窓からの景色を眺めながら過ごせる「ホテルラウンジ」も、滞在の満足度を左右する要素のひとつです。
特に、マリオット系列のホテルでは、Marriott Bonvoyの上級会員資格を活用してラウンジを利用できる場合があります。宿泊するたびにラウンジを楽しみたい人にとっては、ホテル選びだけでなく、どのホテルグループの会員資格を目指すかも重要です。
ただし、ホテルラウンジはどこも同じではありません。料理やアルコールの提供内容、営業時間、眺望、利用条件などはホテルによって大きく異なります。また、上級会員であっても、すべてのホテルでラウンジに入れるわけではありません。
この記事では、マリオットを中心に、ヒルトン、ハイアット、IHGなどのホテルラウンジを比較し、それぞれの特徴や選び方を紹介します。
ホテルラウンジとは?クラブラウンジとエグゼクティブラウンジの違い
ホテルラウンジには、宿泊者が自由に利用できるロビーラウンジのほか、特定の客室や会員資格を持つ人が利用できる専用ラウンジがあります。
ホテル選びで注目したいのは、主に「クラブラウンジ」「エグゼクティブラウンジ」と呼ばれるタイプです。
これらのラウンジでは、ホテルによって次のようなサービスが提供されます。
- 朝食や軽食
- コーヒー、紅茶、ソフトドリンク
- 夕方のカクテルタイム
- ビール、ワインなどのアルコール
- オードブルや温かい料理
- 休憩や仕事に利用できる座席
- 高層階や海・街並みなどの眺望
クラブラウンジとエグゼクティブラウンジは、名称だけで明確にサービスが区別されているわけではありません。ホテルによって呼び方が異なり、同じ名称でも提供内容に差があります。
そのため、ラウンジを比較するときは名称よりも、実際に何が提供され、どのような条件で利用できるかを確認することが重要です。
マリオットのラウンジはプラチナ会員以上が注目
マリオット系列のホテルでラウンジを利用したい場合、まず確認したいのがMarriott Bonvoyの会員資格です。
Marriott Bonvoyでは、プラチナエリート、チタンエリート、アンバサダーエリートの会員が、対象となるホテルでラウンジアクセスの特典を利用できます。
対象施設では、会員本人と同室の追加ゲスト1名が利用できることが基本です。ただし、ブランドや施設の種類による例外があるため、プラチナ会員になればすべてのホテルでラウンジに入れるというわけではありません。
マリオットのラウンジ利用で確認したいこと
マリオットでは、ホテルのブランドや施設によってラウンジアクセスの条件が異なります。
例えば、JWマリオット、マリオット・ホテル、ルネッサンスなどの対象ブランドでは、条件を満たせば会員特典によるラウンジアクセスを利用できる場合があります。
一方、ザ・リッツ・カールトンやエディションなどでは、一般的なプラチナエリートのラウンジアクセス特典が適用されない施設があります。また、リゾート施設などにも例外が設けられています。
さらに、ラウンジがないホテルでは、そもそも利用できる施設がありません。
ラウンジを目的にホテルを選ぶなら、会員ランクだけで判断せず、ホテルごとの利用条件を確認しておきましょう。
マリオットのラウンジは何が魅力?
マリオット系列のラウンジの魅力は、ホテルによって異なる個性を楽しめることです。
都市型ホテルでは、高層階からの夜景を眺めながら飲み物を楽しめるラウンジがあります。リゾートホテルでは、景色や開放感を重視した空間で、ゆったりとした時間を過ごせることもあります。
また、朝食や夕方のカクテルタイムを利用できれば、ホテル内で過ごす時間の選択肢が増えます。
ただし、ラウンジの料理が夕食として十分な量とは限りません。アルコールや軽食を楽しむ場所として考えるのか、食事も含めて滞在を完結させたいのかによって、評価は変わってきます。
ヒルトンのラウンジはダイヤモンド会員が注目
ヒルトン系列では、Hilton Honorsのダイヤモンド会員が、対象ホテルのエグゼクティブラウンジを利用できる特典に注目したいところです。
ただし、こちらもホテルにラウンジが設置されていることが前提で、すべてのヒルトン系列ホテルで同じサービスを受けられるわけではありません。
ヒルトンのラウンジの特徴
ヒルトンのエグゼクティブラウンジでは、施設によって朝食、ドリンク、軽食、夕方のイブニングサービスなどが提供されます。
ラウンジアクセス付きのエグゼクティブルームやスイートを予約する方法もあり、会員資格に頼らず利用できる場合があります。
ヒルトンを選ぶ際は、会員資格だけでなく、ラウンジアクセス付き客室の料金と通常客室の料金差を比較するのも有効です。
例えば、通常客室との差額が小さく、朝食や夕方の飲食を十分に利用する予定なら、ラウンジアクセス付きの客室を選ぶメリットが大きくなる可能性があります。
一方、ホテルで過ごす時間が短い場合は、ラウンジを利用する機会が少なくなり、追加料金に見合わないこともあります。
ハイアットのラウンジはグローバリストが注目
ハイアット系列では、World of Hyattの最上位ステータスであるグローバリストに、クラブラウンジアクセスの特典があります。
ラウンジが設置されている対象ホテルでは、クラブラウンジを利用できることが特徴です。
また、ラウンジがないホテルでは、グローバリスト向けの朝食特典が適用される場合があります。つまり、ラウンジそのものを楽しみたい人だけでなく、ホテルでの朝食を重視する人にとっても注目できるプログラムです。
ただし、グローバリストの獲得には通常、年間60泊などの条件があり、宿泊頻度が少ない人にとってはハードルが高めです。
ハイアットは、ホテルでのサービスや滞在体験を重視する人に向いていますが、宿泊先の選択肢や目的地との相性も含めて検討する必要があります。
IHGのラウンジは客室予約やマイルストーン特典も確認
IHG系列には、インターコンチネンタルやクラウンプラザ、ホテルインディゴ、キンプトンなど、さまざまなブランドがあります。
ラウンジを利用する場合は、クラブフロアやラウンジアクセス付きの客室を予約する方法が基本的な選択肢になります。
IHG One Rewardsでは、通常のエリート会員資格だけで一律にラウンジアクセスが付く仕組みではありません。一方、宿泊実績に応じて選べるマイルストーン特典など、制度を通じてラウンジ利用に関する特典を得られる場合があります。
特に、インターコンチネンタルなどのラウンジを目的に宿泊する場合は、客室料金や会員特典の条件を確認しておきましょう。
IHGは、ラウンジアクセス付き客室を選びたい人や、特定のホテルでの滞在を重視する人にとって比較対象になります。
マリオット・ヒルトン・ハイアット・IHGを比較
ホテルラウンジを目的に会員プログラムを選ぶなら、次のような違いを押さえておくと便利です。
| 比較項目 | マリオット | ヒルトン | ハイアット | IHG |
|---|---|---|---|---|
| ラウンジに注目したい会員資格 | プラチナ以上 | ダイヤモンド | グローバリスト | 一律の自動アクセスではない |
| ラウンジアクセス付き客室 | あり | あり | あり | あり |
| 朝食・軽食 | ホテルによる | ホテルによる | ホテルによる | ホテルによる |
| 夕方のアルコール提供 | ホテルによる | ホテルによる | ホテルによる | ホテルによる |
| ラウンジの有無 | ブランド・施設による | ブランド・施設による | ブランド・施設による | ブランド・施設による |
| 選ぶ際のポイント | 対象ブランドと例外規定 | ダイヤモンド特典と対象施設 | グローバリスト特典と対象施設 | 客室予約やマイルストーン特典 |
※会員特典の適用条件は、ブランドやホテル、予約内容によって異なります。表は制度の大まかな比較であり、すべての施設での利用を保証するものではありません。
この比較で重要なのは、会員ランクの名前だけでは優劣を判断できないことです。
マリオットは対象ホテルの幅広さやポイントを使った宿泊との組み合わせが魅力です。ヒルトンはダイヤモンド会員のラウンジアクセスが注目点で、ハイアットはグローバリストのラウンジ・朝食特典が特徴です。IHGはホテルごとの予約条件やマイルストーン特典も含めて確認する必要があります。
最終的には、普段利用する地域にどのホテルがあるか、どの程度の頻度で宿泊するかが、選択を左右します。
ラウンジで重視したいのは料理?お酒?それとも景色?
ホテルラウンジの満足度は、単に無料で利用できるかどうかだけでは決まりません。
同じラウンジでも、料理の充実度、アルコールの種類、眺望、座席の雰囲気などによって印象が変わります。
朝食を重視する場合
朝食をラウンジで楽しみたいなら、料理の種類や営業時間、レストラン朝食との違いを確認しましょう。
ラウンジでは落ち着いて食事を楽しめる一方、レストランのビュッフェと比べると料理の種類が少ない場合もあります。
カクテルタイムを重視する場合
夕方のお酒や軽食が目的なら、アルコールの種類、オードブルの内容、温かい料理の有無が重要です。
カクテルタイムの提供時間はホテルによって異なり、混雑することもあります。夕食代わりに利用したい場合は、食事としてどの程度の内容なのかを事前に確認しておきましょう。
眺望や雰囲気を重視する場合
高層階からの夜景、海や庭園の景色、落ち着いたインテリアなど、眺望や雰囲気を重視するのもホテルラウンジの楽しみ方です。
ただし、高層階にあるラウンジでも、窓の向きや周囲の建物によって景色は変わります。ホテルの写真や施設案内を確認し、自分が求める雰囲気に合っているかを考えるとよいでしょう。
ラウンジアクセス付き客室と会員特典、どちらがお得?
ラウンジを利用する方法は、会員特典だけではありません。ラウンジアクセス付きの客室を予約する方法もあります。
どちらがお得かは、宿泊料金の差や利用するサービスによって変わります。
例えば、ラウンジアクセス付き客室と通常客室の差額が小さく、朝食や夕方の飲食を十分に利用するなら、アクセス付き客室を予約するメリットがあります。
一方、マリオットなどの対象ホテルに何度も宿泊する人は、上級会員資格を活用することで、宿泊ごとにラウンジを利用できる可能性があります。
ただし、上級会員資格を得るために必要な宿泊数やカード利用額も考慮する必要があります。ラウンジを使うためだけに高額な年会費や宿泊費を負担するのではなく、ほかの特典も含めて価値を判断することが大切です。
ホテルラウンジを目的にするなら、宿泊先から逆算する
ホテルラウンジを楽しむために会員プログラムを選ぶ方法もありますが、先に泊まりたいホテルを決め、そこから利用条件を確認する方法もあります。
例えば、東京の夜景を眺めながらお酒を楽しみたいのか、リゾートでゆっくり過ごしたいのか、朝食を含めてホテル滞在を完結させたいのかによって、選ぶべきホテルは変わります。
ラウンジの利用条件だけでなく、宿泊料金、ポイント数、客室の眺望、朝食会場、チェックアウト時間なども合わせて比較すると、ホテルステイ全体の満足度を高めやすくなります。
まとめ:ホテルラウンジは会員資格とホテルごとの個性で選ぶ
ホテルラウンジは、朝食や軽食、アルコール、景色などを楽しめる、ホテルステイの魅力のひとつです。
マリオットではプラチナエリート以上、ヒルトンではダイヤモンド、ハイアットではグローバリストなど、各社の会員特典がラウンジ利用の選択肢になります。一方、IHGでは会員資格だけで一律にラウンジを利用できるわけではなく、客室予約や特典の条件を確認する必要があります。
ただし、どのホテルグループでも、ラウンジの有無やサービス内容、利用条件は施設ごとに異なります。会員ランクだけで決めるのではなく、料理、お酒、眺望、雰囲気、宿泊料金まで含めて比較することが重要です。
ホテルラウンジを目的に宿泊するなら、自分が何を楽しみたいのかを明確にしたうえで、ホテルと会員プログラムを選んでみてはいかがでしょうか。