マリオット系列のホテルに宿泊するなら、一度は気になるのが「ラウンジ」の存在です。
ラウンジでは、朝食やソフトドリンク、軽食、夕方のカクテルタイムなどを楽しめる場合があり、ホテルでの過ごし方を大きく変えてくれます。特に、Marriott Bonvoy(マリオットボンヴォイ)のプラチナエリート以上の会員を目指している人にとっては、見逃せない特典のひとつです。
ただし、マリオット系列なら、どのホテルでもラウンジを利用できるわけではありません。ホテルによってラウンジの有無やサービス内容が異なり、会員資格があっても利用できないブランドや施設があります。
この記事では、マリオットのラウンジの基本、利用条件、朝食やカクテルタイムの特徴、ホテル選びで確認しておきたいポイントを紹介します。
マリオットのラウンジとは?
マリオットのラウンジは、宿泊者が食事や飲み物を楽しんだり、休憩したりできる専用スペースです。
ホテルによって「エグゼクティブラウンジ」「クラブラウンジ」「コンシェルジュラウンジ」「Mクラブ」など、名称が異なります。提供されるサービスもホテルごとに違いますが、一般的には次のような内容があります。
- 朝食
- ソフトドリンクやコーヒー
- スナックや軽食
- 夕方のカクテルタイム
- アルコールやオードブル
- パソコン作業や読書に使える落ち着いた空間
ラウンジの魅力は、単に飲食ができることだけではありません。ホテル内でゆっくり過ごせる場所が増えるため、チェックイン後や夕食前、外出から戻ったあとなど、滞在中の自由度が高まります。
一方で、すべてのラウンジが同じサービスを提供しているわけではありません。朝食が充実しているホテルもあれば、夕方のアルコールや軽食に力を入れているホテルもあります。
マリオットのラウンジは誰が利用できる?
ラウンジを利用する方法は、主に「対象の客室を予約する」「対象の会員特典を利用する」「追加料金で利用する」の3つです。
1. ラウンジアクセス付きの客室を予約する
ホテルによっては、エグゼクティブフロアやクラブフロアなど、ラウンジ利用権が付いた客室を販売しています。
このタイプの客室を予約すれば、Marriott Bonvoyの上級会員でなくてもラウンジを利用できる場合があります。
ただし、客室名に「エグゼクティブ」などの言葉が入っていても、すべてのプランでラウンジアクセスが付くとは限りません。予約画面で利用特典を確認することが大切です。
2. プラチナエリート以上の会員特典を利用する
Marriott Bonvoyのプラチナエリート、チタンエリート、アンバサダーエリートには、対象ホテルでラウンジを利用できる特典があります。
対象ブランドでは、会員本人と同室の追加ゲスト1名が、通常の営業時間内にラウンジを利用できる仕組みが基本です。
ただし、これはマリオット系列のすべてのホテルで使える特典ではありません。ブランドや施設の種類による対象外規定があり、ラウンジ自体を設置していないホテルもあります。
また、ラウンジアクセスの対象であっても、同室者以外の同行者や追加人数については料金が発生する場合があります。
3. 追加料金で利用する
ホテルによっては、ラウンジアクセスが付いていない客室の宿泊者でも、追加料金を支払うことで利用できる場合があります。
ただし、販売の有無や料金、利用できる時間帯はホテルごとに異なります。希望する場合は、予約前にホテルへ確認すると安心です。
プラチナ会員なら、どのマリオットでもラウンジを使える?
これは、マリオットのラウンジについてよくある疑問のひとつです。
結論からいうと、プラチナエリート以上であっても、すべてのマリオット系列ホテルでラウンジを利用できるわけではありません。
マリオットには多くのブランドがあり、ラウンジアクセスの特典対象となるブランドと、対象外となるブランドがあります。
例えば、対象ブランドでラウンジが設置されている場合は、会員特典による利用が期待できます。一方、ラウンジアクセスが会員特典に含まれないブランドでは、プラチナエリートであっても自動的に利用できるわけではありません。
また、対象ブランドであっても、リゾート施設などに例外が設けられている場合があります。
そのため、ホテルを予約するときは「マリオットだから利用できる」と考えるのではなく、次の3点を確認するのがおすすめです。
- そのホテルにラウンジがあるか
- 自分の会員資格や予約した客室が利用対象か
- 滞在日にラウンジが営業しているか
特に、ラウンジを目的に宿泊先を選ぶ場合は、予約後ではなく予約前に確認しておくと、期待との食い違いを防ぎやすくなります。
マリオットのラウンジでは何ができる?
ラウンジのサービスは、時間帯によって変わることが一般的です。
朝食
ラウンジで朝食を提供しているホテルでは、宿泊者が落ち着いた空間で朝食を楽しめます。
料理の種類や提供方法はホテルによって異なり、パンやサラダ、卵料理、和食などをそろえたビュッフェ形式のところもあれば、比較的シンプルな内容のところもあります。
また、ラウンジアクセスがあれば必ずホテル内のレストランでも無料朝食を利用できる、というわけではありません。朝食を提供する会場や利用条件は施設ごとに異なります。
朝食を重視するなら、料理の内容だけでなく、営業時間、会場、混雑しやすい時間帯も確認しておくとよいでしょう。
オールデイタイムのドリンクや軽食
ホテルによっては、日中にコーヒー、紅茶、ソフトドリンク、スナックなどを提供しています。
観光や買い物の合間に休憩したいときや、チェックイン後に部屋以外の場所で過ごしたいときに便利です。
ただし、日中のサービスはドリンク中心で、食事として十分な量の料理が出るとは限りません。軽食の種類や補充状況もホテルごとに違います。
カクテルタイム・イブニングサービス
夕方から夜にかけて、アルコールやオードブル、軽食などが提供される時間帯を設けているホテルもあります。
ホテルによっては、ビールやワイン、カクテルなどのアルコール類に加え、温かい料理や冷製オードブルを楽しめます。
一方で、提供内容がドリンクと簡単なおつまみ中心の場合もあります。カクテルタイムがあるからといって、夕食の代わりになるほどの料理が必ず用意されるとは限りません。
夕食をラウンジで済ませたい場合は、事前に料理の内容や提供時間を確認しておくと安心です。
仕事や休憩のスペースとして利用する
ラウンジは、飲食以外の目的でも活用できます。
客室とは違う空間でパソコン作業をしたり、旅程を確認したり、読書をしたりするのにも向いています。
ただし、ラウンジによっては混雑する時間帯があり、会話や飲食を楽しむ宿泊者もいます。静かなワークスペースを求める場合は、ホテルのラウンジの雰囲気や利用ルールも確認しておきたいところです。
マリオットの「Mクラブ」とは?
Mクラブは、一部のマリオット・ホテルに設置されている専用ラウンジです。
仕事や休憩、飲食などに利用できる空間で、対象ホテルではプラチナエリート以上の会員特典によるアクセスが案内されています。
ただし、Mクラブはマリオット系列の全ホテルにあるわけではありません。また、同じ「ラウンジ」という名称でも、営業時間、食事の提供内容、アルコールの扱いなどは施設によって異なります。
Mクラブがあるホテルに泊まりたい場合は、ホテル名だけでなく、ラウンジのサービス内容まで確認しておくと、滞在のイメージがつかみやすくなります。
ラウンジの充実度はホテルによって違う
マリオットのラウンジを比較するときは、ラウンジがあるかどうかだけでなく、何を重視するかを考えることが重要です。
| 比較ポイント | 確認したいこと |
|---|---|
| 朝食 | 料理の種類、営業時間、会場 |
| 軽食 | 日中に何が提供されるか |
| カクテルタイム | アルコール、オードブル、温かい料理の有無 |
| 景色・雰囲気 | 高層階、窓からの眺望、座席のゆとり |
| 混雑 | 利用者が多い時間帯、座席数 |
| 利用条件 | 会員資格、客室カテゴリー、追加料金 |
| 営業時間 | 滞在日に利用できる時間帯 |
例えば、朝食をゆっくり楽しみたい人と、夕方にお酒や軽食を楽しみたい人では、重視するラウンジの条件が異なります。
景色を楽しみながら過ごしたい場合は、ラウンジの階数や窓の向きもチェックポイントです。高層階にあるからといって、必ず好みの眺望が得られるとは限らないため、写真や客室・施設案内も参考にするとよいでしょう。
ラウンジ目的で宿泊するメリットと注意点
ラウンジを利用できるホテルに泊まるメリットは、滞在中の飲食や休憩の選択肢が増えることです。
朝食や夕方の軽食を利用できれば、ホテル内で過ごす時間がより充実します。外出を減らして、ホテルでゆっくりしたい人にも向いています。
一方で、ラウンジを利用できることだけを理由に宿泊先を決めると、期待したサービスを受けられない可能性もあります。
特に注意したいのは、次の点です。
- ラウンジの料理はホテルによって大きく異なる
- カクテルタイムが夕食の代わりになるとは限らない
- 会員資格があっても利用対象外の施設がある
- 営業時間や提供内容が変更される場合がある
- 混雑状況によっては、希望する席でゆっくりできないことがある
ラウンジを重視するなら、宿泊料金やポイント数だけでなく、ラウンジの内容まで含めてホテルを比較することが大切です。
まとめ:マリオットのラウンジは利用条件とサービス内容の確認が重要
マリオットのラウンジは、朝食や軽食、ドリンク、カクテルタイムなどを楽しめる、ホテル滞在の魅力のひとつです。
プラチナエリート以上の会員は対象ホテルでラウンジアクセスの特典を利用できますが、すべてのブランドや施設が対象になるわけではありません。また、ラウンジがあるホテルでも、料理や飲み物、営業時間などには違いがあります。
宿泊先を選ぶときは、ラウンジの有無、利用条件、朝食やカクテルタイムの内容、景色や雰囲気まで確認しておくと、自分に合ったホテルを選びやすくなります。
マリオットのラウンジは、単なる無料サービスとして見るだけでなく、ホテルでどのように過ごしたいかという視点から比較してみるのもおすすめです。